気ままな生活につき合って一緒に暮らしている愛犬ラブラドールレトリバーのZEUSのページです。

たかが犬と思われる方も、されど犬と思われる方も人間の寿命の
何分の1を一生懸命に生きている姿をご覧頂ければと思います。

共に笑い、苦労しながらの日々の出来事や成長記録を綴っています。

ラブラドールを飼ってみたいと思われる方の参考にもなればと思います。

ラブラドールと言う犬種。見た目で憧れるほど、扱いが楽な犬種ではありません。
常に人の行動を見たり聞いたりして、何かを覚えようとします。

その間、悪夢と言えるほどの日々が続き、手に負えずに家の外に出されてしまう子もいます。

3年間。最低2年間は一緒に過ごして、必死に彼らのことも理解してあげてみて下さい。
こちらが頑張った分、きっと彼らも何かに答えてくれるはずです。

犬嫌いだった管理人が初めて向き合ったそんなラブラドールとの生活と素人レポートです。

 〜0歳 2003年の記録
0〜1歳 2004年の記録
1〜2歳 2005年の記録
2〜3歳 2006年の記録
3〜4歳 2007年の記録

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 〜0歳 2003年の記録

2003.09.07

 初対面の日。生後、約1ヶ月(27日)のZEUSです。
 茨城県の犬舎で、父=イエロー・母=ブラックの両親から産まれました。

 産まれたばかりの子犬は、好みじゃない犬種を除いてなら、どんな子
 でも、すぐにでも欲しいと思うくらい可愛いと思います。

 例外なく、ZEUSを初めて見たときも可愛くて、この時点でZEUSの運命は
 飼い主になる私に左右されることになります。

 どんな子も飼い主は選べない・・・飼おうと思ったときから、そんなことを
 考えていました。

 興味本位ではなく、ちゃんと向き合って行こうと決めた日になりました。

 

2003.09.11

ケージ作り。

初対面から10日後以降の引き取りが決まり、まず最初に迎入れのための
ケージを作りました。

市販の商品を買ってくるのが手っ取り早いのですが、大型犬になるので
成長に合わせて伸縮できれば・・・などと思い、仕事柄もあって試行錯誤
しながら作ってみることにしました。

この後、実際に使いながら、少々の改良を繰り返しつつ、ペットシートが
不要になる1年間使用しました。

あちこちかじられたりましたが、壊れることなく役目を勤めてくれました。

 

2003.09.16

 生後46日目。我が家にきたZEUSです。体重3kg。

 この姿と表情のZEUSは、二度と見ることができません。
 以後、食べて寝て遊んで・・・日々、どんどん成長して行きます。

 「大丈夫、何もしないよ。」と言わんばかりの天使のような目。

 いずれ、この目で人を油断させて、悪魔のようなやんちゃぶりを発揮
 して行きます。

 

 

 

2003.10.11

生後2ヶ月。体重6kg。

腸内に虫と菌がいることに気がついてあげることに遅れてしまい、体重が
なかなか増えてくれなかった頃です。

噂通りのやんちゃぶりで、ケージから出してあげると何を見ても興味津々。
こちらの仕事が手に着かないほど、あちこち探検をしていました。

(大きくなって)体が入らない・・・とわかるようになるまで、この脇机の下に
潜っては顔を出して遊んでいるのも好きでした。

 

 

2003.10.19

 ゴマちゃんの縫いぐるみ相手に格闘中。

 この頃から♀でもマウントをして、「私の方が立場が上!」と自己主張を
 始めました。

 ボロボロになり、誰が見ても元の判別が不能の「得体の知れない姿」に
 なるまで、ZEUSの相手役をしてくれたゴマちゃんです。

 歯が生え替わるまでは、手に当たっただけでも痛いくらい鋭い歯なので
 感謝しています。 

 

 

 

2003.11.05

外の散歩に備えて、カラーに慣れさせていた時期。

初めてカラーを首に付けたときは、気になって気になって・・・必死になって
はずそうとしていました。

1日に何回か付けたりはずしたりを繰り返していくうちに次第に慣れてきて
気にならなくなりました。

かなり大きめのカラーです・・・。

 

 

 

2003.11.16

 生後3ヶ月。体重9kg。

 この頃から、リードや外に慣れさせるために趣味のバイクいじりを一緒に
 見ていました。

 そのおかげもあってなのか、バイクや車の大きな排気音にも怖がらない
 子だったことは確かです。

 リードを付けてみて、庭で歩く練習もしたりしていました。最後のワクチン
 接種が終われば、いよいよ、まだ見たことのない世界にデビューです。

 自分の足で歩いて散歩ができる1週間前くらいから抱っこして、家の外を
 歩いて、少しずつどんなものがあるのかを見せてあげていました。 

 

2003.12.04

生後3ヶ月半。体重11kg。

ワクチンの接種も全部終わり、外に散歩に出かけられるようになりました。

最初は様子を伺いながら歩いていましたが、抱っこして歩いていた道から
散歩に入ったので、それほど警戒感は少なかったです。

偶然、ご近所で黒ラブ3匹を育てている方がいて、初対面させたときには
さすがに腰が引けてましたが、3匹を育てているだけあって、すぐに慣れ
させてもらうことができました。
以後、ZEUSのいろいろな面でフォローして頂いていてます。

記念に一緒に記念撮影。管理人の膝の破けはZEUSの仕業です・・・。

 

2003.12.27

 ZEUS初めて見る雪です。

 朝、いつものように玄関を開けて、外に出た瞬間は驚いていました。

 雨とは違って、空からフワフワ何かが降ってくる様子に不思議になって
 いました。

 その後、歩くとフワフワサクサクする感覚が楽しいらしく、大はしゃぎで
 走り回って遊んでいました。

 

 

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0〜1歳 2004年の記録

2004.01.03

当時の愛車デリカのワンメイククラブの新年餅つき大会に茨城県利根川
河川敷の守谷へ。

ただでさえ四駆の車じゃないと入っていけないような場所なので、あちこち
転がり、落ち着かないZEUSを最後は抱っこして行きました。

こういう道ではケージに入れても中で踏ん張りもきかず、ケージごと転がる
ので、これが一番安心していたみたいです。

 

 

 

 そして利根川で初めての川遊び。

 真冬の凍てつくような水温でも平気でこんなことをしてました。最後は
 全身ビショ濡れになるまで遊んでいました。

 タオルできれいに拭き取って、帰り道は車のヒーターの温風を全身で
 独り占め・・・。

 あの水温に耐えられるのに、温風も全身に欲しいとは暑がりなのか
 寒がりなのか不思議です。

 

 

 

2004.01.28

生後5ヶ月過ぎ。体重18kg。

大きすぎたカラーもちょうど良くなり始めた頃。

サッカーボールが大好きで、くわえて走れるようになりました。おかげで
ボールはボロボロです。

朝晩、充分に運動量が取れる環境だったので、体重の少なさを感じて
この時期に多めに食べさせました。

この後、1週間で1kgずつ体重が増えて行きます。太るのではなく、全部が
骨格と筋肉の成長になって行きました。

 

 毎日、よく遊んでよく食べて・・・。そして、よく寝て・・・グッスリ。

 

 

 

 

 

 

 

2004.02.14

ご近所さんの奥から来実ちゃん(♀)と蓮ちゃん(♀)親子とZEUS(手前)。

ちゃんといい子で散歩に行って来られたから、ご主人からご褒美です。
全員が果物大好きなので、みかんをもらっています。

まだ年功序列の頃ですから、一番歳下だけに順番待ちが大変です。

 

 

 

 

 

2004.02.23

 ご近所さんの3つの黒ラブと合わせて全員集合。

 手前は唯一の♂康介くん。ご近所さん家族のお父さんになります。
 さすがに大きさもヘビー級で風格も骨格も比べものになりません。

 奥は♀勢で、母の来実ちゃんと娘の蓮ちゃん。

 コマンドなんかそっちのけで、これが楽しいとサッカーボールで一人
 遊びをしているのがZEUS。

 この公園の隣にある畑に脱走する癖が付いてしまい、畑を走ることが
 「楽しい」→「いけないこと」にするまで、毎日、お互いに葛藤の日々に
 なり、一時は信頼関係が全くなくなるほどになりました。

 

そしてまた、帰ってきては大満足でよく寝ます・・・。

脱走癖もそうですが、かなり自己主張が強くなっていた頃です。
この時期にコントロール不能のZEUSに対して、手をあげてしまったこと
多々ありました・・・。

とにかくラブの好奇心旺盛さからくる反応や行動に手こずり、こちらも
必要以上に感情が熱くなってしまった日々に反省します。

家に帰ってから悪気もなく寝ている姿を見ていると、なおさら感じました。

この日からカラーを今までの赤いレザーからチェーンにしました。
見た目だけは大人っぽくなりました。

 

 

2004.04.12

 生後8ヶ月。

 早いもので、ZEUS初めての生理です。

 初めて履くパンツに嫌がるかと思いましたが、あっさり違和感なく履いて
 くれました。

 飼い主の私は♂ですので、本当に長いと感じる3週間です・・・。 

 

 

 

 

2004.04.18

初めての海遊び。

横浜の大黒町マリーナから千葉の行徳のマリーナまで船でクルージング
してきました。

初めて乗る船に初めてのクルージングに大喜び。
勢い余って、船の波しぶきを覗き込んでいるうちに落ちましたが、無事に
回収しました。

潮風をいっぱい浴びて、いっぱい泳いで帰ってきました。

どんな乗り物にも自分から喜んで乗ってくれると言うのは、飼い主的には
嬉しい限りです。

 

 

2004.05.16

 諏訪湖で行われた「F3000パワーボートレース」のお手伝いに行って
 きました。

 土・日開催のレースだったので、金曜日の夜には現地に到着。
 みんなで一緒に朝ご飯の風景です。

 奥から康介くん。ZEUS。来実ちゃん。蓮ちゃん。
 こうしてみんな最後まで横取りすることもなく、行儀良く並んで食べて
 います。

 

 

 

2004.08.09

眉間にケガ。

明日で1歳だと言うのに、イタズラが過ぎて眉間を切りました。

こういう場合、ZEUS自身よりも見ている飼い主の方が痛くなってしまい
気になったりしますが、動物の自己治癒能力には感心させられます。
若さもあって放っておいても、あっという間に治って行きます。

場所が場所だけに、ハゲになるとちょっと嫌だな・・・と心配しましたが
元通りになりました。

この頃、散歩中にリードを引いた瞬間に気絶したようにパタリと倒れて
しまうようになり、以後、ハーネスを付けるようになりました。

 

 

2004.08.11

 江戸川に川遊び。

 真夏の夕方。近くの江戸川まで車で出かけて川遊びしました。

 暑さもあって、川の中を走り回ってハイテンション。この付近は川砂も
 綺麗で遠浅なので、とても安心して遊べます。

 ごく稀にお亡くなりになった魚が落ちているので要注意です。人にとって
 悪臭なのに、犬にとっては最高の嗜好品のようです。

 首筋に腐敗した魚をこすり付けられて、あまりの悪臭に車に乗せるのも
 躊躇するくらい、ひどい目に合ったことがあります。 

 

 

2004.08.22

茨城県常陸利根川牛堀で行われた「F3000パワーボートレース」の
お手伝いに行ってきました。

見ての通りです・・・。テントの下の日陰にいても暑い。
目の前に川があるのに入れない・・・(川の水がオイルが多く汚いので)

手前の蓮ちゃんと奥の来実ちゃんは、暑くておなかを冷やしてます。

犬はいるだけで、何の役にもたってなさそうですが、ちゃんとチームの
マスコットとして、人を集めるだけの宣伝をやっているのです。

高額なキャンギャルなんかより、いっぱい人を集めてくれます。(色気は
完全に負けますが・・・。)

 

2004.09.01

 ZEUS専用車(?)完成。

 ちょっとそこまで行きたいときやバイク好きな私にとって、車の移動は
 面倒だったりします。

 バイクに乗るときは、当然、ZEUSは留守番で、いつもバイクで出かけて
 行く後ろ姿を見ていました。

 そこで何かないかな?とひらめいて考え出した乗り物がこれです。
 いわゆるピザ屋さんが使っている三輪バイクの中古を探し出しました。

 これをZEUSに合うようにいろいろなところを改造して完成しました。

 

それなりにポップ色系に塗り直して、盗難防止(犬の)に鍵付きです。

ただ箱を載せてあるようにも見えてしまいますが、実は各部に犬専用の
改造をしてあります。主に春・夏・秋の3シーズン用です。

風を切って走る感じを一緒に感じてもらえるようになったことと、ちょっと
したところまでの移動が楽になりました。

乗り物大好きのZEUSですので、何の抵抗もなく乗ってくれてご機嫌です。

ただし、誰にでも乗れると言うものではなく、バイクの特性を理解していて
運転に熟練した方じゃないと犬の動きに思わぬ挙動があり、危険である
ことは確かです。

 

 

2004.09.21

 2度目の生理がきました。

 どうやらZEUSは5ヶ月周期でやってくるようです。と言うことは、年3回
 ある年もあると言うことです・・・。

 1歳も過ぎて、現在24.5kg付近でベストですので、ラブにしては小さい方
 だと思いますが、子作り作業だけは人一倍(犬一倍)のようです・・・。

 

 

 

2004.09.23

栃木県にあるツインリンクもてぎに行ってきました。

ドラッグレースに参加予定車両メカニックとしての手伝いがあったので
一緒に連れて行きました。

ZEUSにとっては、サーキット初体験などはどうでもいい話で、広大な
コース内の芝生が気持ち良かったようで走り回ってました。

今回使用しなかったインフィールド側コースが貸し切りのドッグランと
化していました・・・。(特別にコース内に入れさせて頂きました。)

サーキットインフィールドコースの最終コーナー手前のシケインにて。

 

 

 レース終了後のインフィールドコースにて。

 ポールポジションで記念撮影。
 (特別にコース内に入れさせて頂きました。)

 実際のレースで走って行く方向は、ZEUSの背中側です・・・。

 

 

 

 

 

2004.09.26

航空自衛隊百里基地航空祭に行ってきました。

初めて飛行機(戦闘機)が飛ぶ爆音と人の多さにどんな反応をするかと
思いましたが、拍子抜けするくらい普通でした。

いつも飼い主の身勝手な趣味に連れ回されているZEUSです。

格納庫内で展示されているF15戦闘機の前で記念撮影。
(しつけ状況を説明して、許可を得てから撮影させて頂きました。)

 

 

 

2004.11.21

 初めてのドッグラン。

 松戸に出来たドッグランに行ってきました。

 初めてのドッグランと初めて会う多くの犬の反応は・・・そんなことよりも
 早く遊ばせて!が先でした。

 いつも遊んでいる自分のおもちゃよりも、よそ様が持ってきている見た
 ことがないおもちゃに反応してしまい、何個も壊して平謝りでした・・・。

 ケンカもなく、みんなと遊ぶことができると言うことはわかったので、いい
 経験ができたと思います。

 

 

2004.11.23

千葉県茂原にある茂原サーキットに行ってきました。

いっぱい遊びすぎて、康介くんとZEUSは疲れて、サロンバスの中で休憩
です。

飼い主がいないときは、圧倒的に強い康介くんのそばにいれば、絶対に
安心と言うことを知っているZEUSは、こうして寄り添って寝ています。

自分の立場を知っている康介くんも、こうしていることを許してくれます。
群れの中で生きてきた証が残っている・・・と思う場面かもしれません。

 

 

 

2004.12.02

ショックだった診断の日。

11月29日の夕方の散歩からゼウスがゲホゲホと咳き込みだした。
ゲホゲホの後に吐いてしまう。
1時間おきに3分程の発作のように昼夜やってくる。

そんな状態を11月30日までひどく続いた。
病院に連れて行くも原因が今ひとつわからず
ひとまず、気管拡張剤と抗生物質をもらい飲ませる。

12月1日の夜になって落ち着き始めた。

随分落ち着いたが、念のため、もう1件の病院にも行ってみる。
この際、心電図と血液も含めて精密検査やって頂き、結果がわかった。

今回の病気には直接関係なかったものの右左心室共に心肥大だった。
血液検査の結果も心臓に関わる部分に異常が出ていた。
1歳の犬にこの症状は珍しいらしい。
普通の子と比較した場合、寿命も短くなる可能性は大きいとのこと。
かなり、ショックでしばらくは頭の中が真っ白で回転しなかった。

先天的に持って産まれたらしく、夏にリードを引っ張るとパタリと
倒れてしまったのも、これが原因だったのである。
あのとき以来、まだ引っ張り癖のあるZEUSには
ハーネスに切り替えて正解だったみたいです。

激しい運動は避けた方が心臓には負担が少ない。
しかしながら、今まで何の疑いもなく黒ラブらしく夢中で遊んできた。
遊べないストレスより、今まで通りに思いっきり遊んで歳を
重ねていって欲しいと思う。
そちらの選択をしました。

 

2004.12.03

 ご近所さんの庭にて。

 前日の診断から今まで通りの生活を継続決定。 

 気分も一新して、みんなと庭で遊びました。診断結果などとは無関係な
 ZEUS(中央)です。

 

 

 

 

2004.12.04

栃木県の日光までバスに乗ってドライブに行ってきました。

ZEUSはいつもの車から見る風景と違って、バスからの目線の移り変わる
風景に興味津々。

そんなことより眠い・・・と訴えて、甘えているのは来実ちゃんです。

 

 

 

 

 

2004.12.29

 2度目の雪。

 朝、起きると一面真っ白の雪景色。
 2度目の本格的に積もった雪の日になりました。

 朝の散歩から嬉しいZEUSです。

 

 

 

 

 

2004.12.31

2004年の大晦日。ジョイフル本田に買い物に行きました。

ここはペット専用カートが準備されていて、カートの中に足が食い込まない
ように店内でも販売されている専用抗菌マットまで敷いてあります。

ちゃんとカートに乗れる子であれば、店内を自由に行動できる(食品館は
除く)ので、車内に置いてくる心配もなく、心おきなく買い物ができます。

こういう理解あるお店がいっぱいできてくれるといいですね。

一緒に連れていった蓮ちゃんとZEUS(右)のいい子でカートに乗車中の
1枚です。

 

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1〜2歳 2005年の記録

2005.01.06

 ご近所の康介くんの心臓が悪化。

 9歳の康介くんの心臓の片側が機能しなくなり、容態が悪化しました・・・。

 ZEUSと同じく心肥大を宣告されていたので、年齢と共に負担がかかり
 始めたようです。

 スリムな体型でも体重が40kg近くあるので、ご主人が不在だったことも
 あり、代わりに病院に連れていきました。

 この時点で、いつ何があってもおかしくないので覚悟を・・・と言うことを
 伝えられました。

 

 

大型犬は、小・中型犬に比べて体が大きく、負担もかかるので、平均寿命
は短いらしいです。

また、ラブの中でもオーバーサイズと言われている康介くんなので、心臓
にかかる負担も大きいのでしょう。

2月に入れば、10歳の節目の誕生日とのこと。ぜひ、頑張って欲しいです。

 

 

 

 

2005.01.14

 仕事の都合で1日不在で帰宅も遅くなる予定だったので、ZEUSをご近所
 さんに預かって頂きました。

 横になって体を休めている康介くんに寄り添って寝ているZEUSです。

 私が不在だったので、やはり、こうして一番信頼のある康介くんのそばに
 います。

 何でもないときでも微笑ましい光景なのですが、ZEUSは事情を知ってか
 知らずかですが、こんなときの光景は胸がつまる思いになります。

 

 

 

2005.01.28

エレベーターの製作。

ご近所さんのご自宅の作りは、1階は作業場になっているために、実際の玄関は2階にあり
そこまでを階段であがります。

この状況の康介くんに階段の昇降は不可能で、この日にご主人が製作したエレベーターが
完成するまでは、抱っこして上げ下ろしをしていました。

どんなにペットシートを並べもあげても、こんな状況でもトイレは絶対に部屋の中ではしない
と言うプライドが康介くんにもあるようで、その結果、製作することになったようです。

完成後、ちゃんと作動するかを乗り物が大好きのZEUSが一番乗りでテストしました。
上りも下りも順調で、ZEUSもご機嫌で乗っています。

 

 

2005.02.07

 康介くん。10歳の誕生日。

 無事に10歳の誕生日を迎えることができた康介くんです。

 この日は遠慮なしに甘いケーキを食べさせてもらっていました。

 

 

 

 

 

2005.02.14

散歩中のカバン持ちを覚え始める。

元々、ラブラドールは何かを持って運ぶことが得意な犬種。
だから「Retreiver」と言う名前がついているそうで、実際に車の洗車をして
いても、頼んでもいないのに、水の入ったバケツをどこかに運んで行って
しまいます・・・。

散歩時に持っていくウンチやオモチャが入っているカバンを自分で持って
帰れるのかな?と試してみたら、自宅まで喜んで運んでくれました。

ご近所さんの康介くんがやっていることなのですが、それを見ているうちに
覚えてしまったようです。
以後、真夏の日中を除いて、帰り道のカバン持ちはZEUSの仕事です。

 

 

2005.02.22

 2005年2221235 康介くん永眠 享年10歳

 ご主人にもたれかかるように倒れた後、そのまま永眠したと言う電話を
 頂き、ZEUSを連れて駆けつけました。

 他の誰よりも信頼して、康介くんを愛して止まなかったご主人の腕の中
 に倒れ込むようにして永眠できたことが、康介くんにとっても一番幸せ
 だったことでしょう・・・。

 本当に大切にしてもらえるご家庭に来て幸せでしたね。 

 

 

〜追悼〜

康介くん、お疲れさまでした。

頑張れと言えば、どこまでも頑張る康介くん。
もう頑張らなくてもよくなったね。

10年間と言う月日をあっという間に駆け抜けて行きましたね。

ZEUSが散歩ができるようになって、初めて出逢ったのは
今でも変わらない自動販売機の角でしたね。

スーッと顔を出したその体は、ZEUSの何倍もの大きさで現れて
尻込みするZEUSを穏やかに見つめていましたね。

その姿に一歩も前に出られなくなってしまったZEUSを
今でもついこの前のように覚えていますよ。
あの日から1年3ヶ月も経っているのにね。

見た目の大きさや迫力からは想像できないくらい優しく
ZEUSを同じ家族の娘のように見てくれていましたね。

おかげで出逢った頃、あんなに怖がっていたZEUSも今では
康介くんを一番信頼して、寄り添って寝られるようになったね。

ZEUSは康介くんからカバンの持ち方を教えてもらえたよ。

康介くんとZEUSがカバンをくわえて並んで一緒に歩く姿は
すれ違う人達のみんなを笑顔に変えていましたね。

一緒に遊んだ日々、代わりに散歩の日々、1年3ヶ月は
日々にすれば短すぎたけど、中身は濃かったよね。

あんなに苦しそうに寝ているのに、オーバーサイズの体を起こして
尻尾を振って迎えてくれたときは、1年3ヶ月以上に感じたよ。

1ヶ月と20日。お節介で自分から名乗り出て手伝ったお住まいの長い階段の上げ下ろし。
康介くんを抱きかかえた重さは全部で何キロになったかな。

元気な頃は重くてしんどかったのに、ZEUSと変わらなくなったように
感じるのがつらくてたまらなかった。

やんちゃなZEUSといつも一緒に遊んでくれてありがとう。

人間以上に人間味のある子だったよ・・・。
また、いつかみんなで遊ぼうね。

ぜうす&ZEUS

2004.07.25 康介&ZEUS(左)

康介 1995.02.072005.02.22

 

2005.02.26

千葉県九十九里浜に行ってきました。

康介くんが大好きだった九十九里浜に散骨に行ってきました。

頂点がいなくなったことで、人間以上にみんなが違和感を感じていたよう
でしたが、この日は久しぶりの海と砂浜に喜んでいました。

この日で康介くんとは本当のお別れです。

 

 

 

 

2005.03.04

 3度目の本格的な積雪。

 いつも行く公園も10cm以上積もる雪にZEUSも嬉しさ絶叫。
 

 

 

 

 

 

 

2005.04.01

千葉県の鹿野山にあるマザー牧場に行ってきました。

広大な牧場なので、隅々まで歩くとかなりの運動になります。普段、感じた
ことのない匂いもたくさんあるので、いい経験になったと思います。

初めて見る羊の群れに目が釘付けになっていて、この後もしばらく見つめ
たまま、動こうとしませんでした。

逆に羊たちの方が、犬のいるこっちになんか来るわけがありません・・・。

 

 

 

 

2005.04.04

 印旛沼の菜の花畑に行ってきました。

 ジョイフル本田に買い物に行った帰りに、近くにある印旛沼の菜の花畑
 に立ち寄りました。

 あたり一面が菜の花が咲き乱れ、春の香りもいっぱいです。

 のどかな田園風景が広がる見通しの良い場所なので、ZEUSもリードを
 外して好きなように走り回って遊んでいました。

 

 

 

2005.04.26

子猫が来ました。

ZEUSの持病である耳炎の治療に、普段、お世話になっている動物病院に
行くと子猫の泣き声が聞こえてきました。

話を聞いてみると、生後1週間程で捨てられていた子猫をどなたかが病院
に連れてきたそうです。

ZEUSに対面させたところ、不思議がりながらも抵抗感もなく、実家の両親
も猫を欲しがっていたことから、引き取ることにしました。

丸くなると「松ぼっくり」のような子だったので、名前は「松」にしました。

 

 

 自宅に到着すると、当然、まだまだ愛情に飢えている時期の子猫なので
 ZEUSから離れようとしませんでした。

 猫を猫と思っていないZEUSと犬を犬と思っていない松との関係です。

 出るわけもないおっぱいに吸いつく松がいて、許してあげるZEUSに見て
 いて興味津々・・・。

 すっかり、自分の子供と思い込んでいるZEUSは、愛情たっぷりに何でも
 許してあげています。松の全身がビショ濡れになるくらい舐めてました。

 この後、おっぱいから離れない松を見て、不思議に思って様子を見ると
 ZEUSから母乳らしきものが出ていました・・・。

 

2005.04.27

散歩に出かけるときも首をくわえて連れて行こうとし、いつもなら目一杯
遊ぶ散歩も用事だけ済めば、慌ただしく帰ろうとするZEUSは、すっかり
母親の姿になっていました。

自宅に帰ると真っ先に松を探して、まずは無事を確認。その後にご飯。

松もZEUSの母乳らしきものを飲んでいるとは言え、その栄養成分が疑問
だったので、別に猫用のミルクをスポイトであげていました。

我が子のようにウンチとオシッコを舐めてあげて処理をしてあげるZEUS。

どちらもお腹がいっぱいになれば、大満足で重なり合って寝ています。
松も母の温もりに満たされて幸せだと思います。

 

2005.04.28〜29

順調に成長していて、とても良い関係になっていたZEUSと松でした。

しかし、この28日の夜遅く、小さな命を消してしまいました。
すべては動物の本能を理解できない人が生み出した勝手な行動が
引き金になってしまいました。

松が可愛いあまりにZEUSの目の前で人間が松を抱っこすることで
奪われると勘違いしたZEUSが過剰反応して、松を隠してしまい
そこに誤ってZEUSが乗ってしまいました・・・。

ひとまず、ご近所さんに事情を説明して、ZEUSを預けたあと
松を夜間救急で運び込みましたが、間に合いませんでした。

まる一晩、松とZEUS一緒に過ごした場所を懸命にリセットに費やしました。
そして朝日が昇る頃、人間もそれを受け入れて理解することはできました。

ただ一人、理解出来ない子がいます。
自分が持ちうる本能の全力を尽くして我が子を守ろうとしたZEUSです。

仕事場で一緒に過ごした2日間を種族の違う生き物をまるで我が子同様に
全身でに愛情を注いであげていたZEUS。

正直、いつもまだまだ落ち着きがないと言われているZEUSが
ここまでやってのけるのは想像もしませんでした。
しかもそれは完全な母の姿であり行動でした。

大好きな散歩や友達と遊ぶより、家に帰るんだと訴えていたZEUS。

その時間を過ごした場所に現実を知らないZEUSを入れるのが
怖くてたまらず、入れることを避けましたが、翌日、入れてみました。
わかってはいましたが、やはり探しています。

松を探す声を聞かなければならないのがたまらずに苦しみました。
しかし、ZEUSは人間が感じるよりも何倍も苦しんでいると思います。

小さな命に新たな希望と光を与えるべく、授かって来たと言うのに
人間の動物の行動への理解のなさと身勝手と都合で失いました。

それでも母の温もりや愛情を感じることなく、どことも知れぬ暗闇の箱の中で
灯火が消えて行くよりも、まるで違う母に精一杯懸命に愛情を注いでもらえた
2日間があったことは今も身勝手に捨てられて消えて行っている小さな命よりも
幸せだったと思います。

そして何よりも今ここでその現実がわからずいる短い母役を何一つ嫌がらずに
頑張ってくれたZEUSに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして必要のない悲しみを与えてしまったことに、心からお詫びをしなくては
いけないと思いました。

そして、松。
あんなに小さな体と命を犠牲にして教えてくれたことは忘れません。

最後まで頑張ろうとした精一杯をありがとう。

 

 

2005.05.05

栃木県の日光のキャンプ場に行ってきました。

松を失って以来、ZEUSを正常な頃に戻すまで大変な努力が必要でした。
とにかく、次の日もまた次の日もふと思い出したように松を探すのです。

毎朝、毎夕の散歩は、クタクタになるまで一緒に走り回って遊び、帰れば
ご飯を食べれば寝るしかないくらい疲れさせました。

来実ちゃんと蓮ちゃんにも手伝ってもらい、ずっと前からこの状態で、何も
なかったように夢中で遊ばせました。

それでも夜になり、ZEUSだけになると部屋の中をウロウロし始めて、松を
探す悲しい声を出し始めます・・・。

 

 考えられられる全部をやろうと思い、全く環境が違う場所に行くことで
 少しでも早く脱出できるのでは?と考えて、山と川がある自然が豊富な
 日光のキャンプ場に連れて行きました。

 必要以上に切り開かれていない山の中を走り、川に飛び込み、1日中
 リードを付けずに、おいしい空気を吸いながら遊びました。

 

 

 

 

まる2日間を日光で過ごして遊び、この日からZEUSの全部が以前の状態
に戻ることができました。

連れて行くタイミングもあったのかもしれませんが、この豊富な自然の力を
借りなければ、あとどれぐらい続いたのだろう?と思いました。

自宅に到着して、今までが何もなかったかのように、以前のZEUSでした。

 

 

 

 

2005.05.17

 江戸川に遊びに行ってきました。 

 ご近所のご主人が出張と言うことで、来実ちゃんと蓮ちゃんを預かって
 みんなで江戸川に遊びに行ってきました。

 砂がサクサクで、ここに連れて来るとみんな大喜びで走り回ります。

 3つで並んで記念撮影。左からZEUS。来実ちゃん。蓮ちゃん。 

 みんな走り回った後なので、揃って舌を出してます。

 

 

大型犬が3つもいると、愛車がそのままケージです・・・。
どこかに駐車しても下手なセキュリティーよりも愛車を守ってくれます。

愛車の後部ドアを開けると、こんな感じになっています。
タオルと水が満タンに入ったポリタンクは、この子達には必需品です。 

上の写真だと遠近法の関係から、みんな同じ大きさに見えますが、実際は
この順番の大きさになります。

左から来実ちゃん。ZEUS。蓮ちゃん。

いっぱい遊んで、みんな大満足。これで家に帰ります。

 

 

2005.06.30

 千葉県行徳のマリーナから東京都の葛西臨海公園に行ってきました。

 クルージングは去年以来のこと、久々の船にZEUSも船頭に立ち、風を
 切って、前を見て乗っています。

 季節は初夏の蒸し暑さ・・・。

 この後、葛西臨海公園の海で泳ぎ、砂浜で遊んで帰ってきました。

 

 

 

 

2005.07.03

東京都の夢の島マリーナに行ってきました。

ご近所さんの仕事のお手伝いを兼ねて、夢の島マリーナまで船で移動して
マリーナ内にある広い原っぱで遊んで来ました。

元々は埋め立て地ですが、埋め立て地とは思えないくらい整備されていて
ここで遊んでいると時間が止まっている感じがします。 

 

 

 

 

 

2005.08.01

 江戸川にある親水公園に遊びに行きました。

 江戸川から少し離れたところにある親水公園です。ここは、公園中央に
 ある噴水を循環させて、絶えず水が流れるようになっています。

 夏本番の真っ只中なので、迷わず一直線で噴水の池の中に飛び込んで
 遊んでいるZEUSです。

 

 

 

 

周囲には小さい子供も遊びに来ているので、リードを外す前に親御さんに
説明をして、あらかじめ子供達にも慣れさせてあげてから遊びます。

みんなが当たり前に犬が好きと言うわけではないので、注意しないと必ず
トラブルにもなるので、できることは最初に全部やってから遊ぶようにして
います。

噴水の上でボール遊びをしているZEUS。

到着して、すぐに仲良くなった子供達と遊んでいます。

 

 

 

2005.08.10

 満2歳の誕生日。

 お祝いに大好きなオレンジのケーキ(?)を頂いたのでお祝いです。

 内容充実で苦楽いろいろあった2年間でしたが、何よりもここまで無事に
 育ってくれました。

 思い起こせば、最初の1年くらいまでは、もう自分には犬は絶対に無理
 だと、あきらめかけそうになりましたが、ここまでやってきて良かったと
 思います。自分があきらめれば、ZEUSには頼るものがないのです。

 犬を理解ができず、無理を強いたこともありました。よく付いてきてくれた
 と心から思います。ありがとう・・・。

 

 

2005.09.29

松戸ドッグランに行ってきました。

本業の仕事に追われ、なかなか充分に手をかけてあげられなかったので
久々に松戸ドッグランに連れて行きました。

今回は残暑なので、以前来たときと違って、地面にも芝が揃っていました。

まだまだ暑い季節ですが、みんなと仲良く遊んでいました。

ドーベルマンの凛々しい顔を見ると、悲しいがなZEUSがまるでマンガの
ように見えます・・・。 

 

 

1〜2歳 2005年の記録 Topへ↑
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2〜3歳 2006年の記録

2006.01.21〜01.22

 2006年初めての積雪です。

 これだけの積雪があるのは何年ぶりでしょうか?
 少なくともZEUSには初めての積雪量です。

 どこをみても一面真っ白で、新雪を踏みしめる足取りが嬉しそうです。

 

 

 

 

雪でもカバン持ちは、ZEUSの仕事です。

これだけの積雪があると交通量も少なく、安心して散歩ができます。

 

 

 

 

 

 ZEUSのパウマーク。

 何となくシャッターを切ってみました。

 

 

 

 

 

 

膝丈まで潜る積雪量。それでもまだ降り続いています。

黒い犬が目立てるのは、こんなときぐらいかもしれません・・・。

 

 

 

 

 

 

2006.02.03〜02.05

 避妊手術をしました。

 今年の夏で3歳になるZEUS。
 心肥大が確定していて、股関節も弱いZEUSに出産をさせる予定はない
 ので、3年目には避妊手術をしようと思っていました。

 使わない臓器は歳を重ねるごとに病気になる可能性の方が高くなるとの
 ことからです。

 3年目の理由に深い意味はありません。ZEUSの状況を見て、それぐらい
 と決めただけです。

 手術前夜のZEUSはまだ何も知らないので、布団の上で眠っています。

 

いよいよ手術の日の朝。
朝の散歩から帰っても、いつも通りにご飯をもらえず、車に乗っての指示
に、どうして・・・?と何かが違うと感じ始めて緊張気味になりました。

この後、午前中に病院に入り、午後には避妊手術となり、2泊3日の予定
になります。

仕事柄、自宅での業務なので、いつも仕事場にいるZEUSと離れることは
ほとんどなく、留守番をさせても3時間程度。見知らぬ場所での外泊は0の
ZEUSですので、帰り道の心境は複雑でした。

朝寝坊ができ、夕方の散歩もナシ。そんな時間が落ち着きませんでした。
この2年半の間にZEUSが築いてきた存在感は、すごいものがありました。

 

 気がかりだった2泊3日も終わり、午前中に病院に迎えに行きました。

 やはり、私がいなくなってしまったことで、預けた初日に先生も驚かれる
 ほど、見たことのないZEUSだったようですが、無事に避妊手術も終わり
 帰宅しました。

 お腹を剃ってあり、縫合してあります。抜糸は1週間後です。
 初めて一人にさせられ、環境の違いに熟睡できなかったのか、帰宅後は
 ずっと眠っています。

 互いに辛かった分、これで子宮の病気は考えなくても済むと思います。

 退院直後の病院前にて。毛のない白いお腹が寒々しいZEUSです。

いつもZEUSがお世話になっている動物病院は

アギー動物病院
〒272-0837 千葉県市川市堀之内3-4-10 ウエルストン市川
TEL 047-300-7770 FAX 047-300-7890

先生を始め、スタッフの皆さんも気さくでアットホームな雰囲気で
いろいろな面で親身になって気軽に相談にのって頂けます。

個人的には数ある動物病院の中でも飼い主側さんの立場に
立っていると言う印象が強くあり、一番信頼がおける病院です。
(あくまでも個人的な感想であり、強要したり宣伝するようなものではありません。)

Special thanks to Doctor & All Staffs

2006.02.21

避妊手術後、初めて近くの公園に行って思いっきり遊んできました。

術後、抜糸間際から腹部にしょう液と言う液体が溜まりましたが、食欲も
元気も以前の通りで、抜糸も終わり順調に快復しています。

母性本能がかなり強いらしく、最後の生理から数えると今が妊娠期間に
あたり、乳腺が発育しているようで、いわゆる疑似妊娠になっています。

そういう関係もあって、ホルモン分泌によるしょう液が溜まり、その他の
乳腺にあたる部分も今はタレていますが、いつものスタイルに戻るまで
あと少しです。

散歩もずっと控えめだったので、思う存分に遊ばせてあげました。

 

 2週間ぶりと言うこともあって、かなりテンションが高めでした。

 やはり、犬が犬らしく楽しそうに自由に走り回っている姿を見ているのは
 こちらも気持ちいいです。

 さんざん嫌な思いや我慢をさせてしまっただけに、ストレス発散だけでも
 お互いに良い日になりました。

 

 

 

 避妊手術を機会に自分が今までやってきたことの考えを変えることにしました。

どう考えても身内ウケしてるだけの自己満足のような気がしていて、フタを開ければ
我がままで視野や許容範囲の狭い「お犬さま」化しつつあるZEUSにうんざりしてきたからです。

小さい頃、あれほど犬種を選ばずに他の犬達と仲良く遊べて、人見知りもなかったのに
何で吠えたりするような犬になってしまったんだろう?と言うことから始まりました。

他の犬への威嚇吠えと人見知りに関しては、避妊手術前からすでに兆候が出ていました。
それにコントロール不能の現象が悪化してきて、これ以上は悪化させられないと思い始めました。

「うんざり」と言う書き方が正しいかと言えば、うんざりさせた原因はZEUSではなく
それもこれも管理してきた飼い主の私自身の全責任です。

今のZEUSの身勝手さを許し、自信や能力を少しも引き出せずに
臆病で協調性がなく我慢のできない犬にしてしまったと反省が残ります。

「もし」や「たら」は今さら言っても仕方なく、好きじゃない言葉なので
思ったら行動あるのみです。

今までお互いが楽をしてしまった分、これから本腰を入れて苦しみたいと思います。

目標はZEUSも飼い主もどんな場所でも自信のある行動とメリハリ。

今まで学んだ良いところは継承しつつ、悪かったところは容赦なく修正して
ZEUSが持つ性格に合わせて、目標に少しでも近づいて行ければ・・・。

遠慮なく楽な選択を先に覚えさせてしまったZEUSです。
大方、苦労だらけになることが予想されますが、それも飼い主の私の責任。
まずは、私の考えから方向転換します。

いつか、現時点でのこの記録が懐かしいと思えるように・・・。

2006.04.04

関東地方も桜が満開のピークになりました。

散歩をしながら、近くの神社に咲く満開の桜のお花見です。

すべての生命が芽吹き始める春。いい季節ですね。

 

 

 

 

 

 時より強い風が吹くと花びらが桜吹雪となって舞っていました。

 ZEUSの鼻の上にも花びらがひとひら・・・。

 気になって仕方がないところを「待て」のポーズでシャッター。

 

 

 

 

2006.05.14

連日晴天に恵まれたゴールデンウィーク後、雨が続いているためZEUSも
なかなか思う存分に遊べません・・・。

やっと、つかの間の曇り空の日になったので、江戸川に出かけてきました。

あたり一面が白とピンクのれんげの花でいっぱいで、その中を走り回って
ストレスを発散してきました。

若草で走る足元がふかふかする感覚はたまらないようです。

 

 

2006.07.14

 いよいよ連日、30℃を越える夏本番の気温になりました。

 こうなると普通の犬はもちろん、全身真っ黒のZEUSは少し歩いただけで
 息カラガラになるので、毎年使う専用プール(?)を出してあげました。

 元々は野菜を洗うための道具として売っていましたが、ZEUSにぴったりな
 サイズだったので、これを使ってます。

 散歩から帰ると真っ先に飛び込んで、首までつかって休憩のZEUSです。

 外の給水は昔からある井戸水なので、とても冷たくて、あっと言う間に
 体温を下げてくれるようで、気持ち良さそうにしばらく入ってます。

 

2006.07.28

犬を見るようになってから一番大切なことは集中力と我慢させることで
これが出来る子は、どんな場面でも苦労することはありません。

そして、例外なくZEUSもこれが一番苦手です・・・。

そういうことを言い訳に飼い主にもて遊ばれて、かなり必至のZEUSです。

集中してさえいれば、30秒くらい載せてることができますが、1対1のとき
しかできないので、それではダメなんでしょうね・・・。

人に説明するのとは違うので、これに限らず、犬に説明するのは何でも
大変ですが、できたときにお互いに達成感があるのが面白いって言う
意味はよくわかります。

 

2006.08.10

 ZEUS満3歳の誕生日です。

 ラブ=盲導犬・介護犬・・・大人しくて扱い易い。そんなイメージが多い犬。

 現実は汗と涙の格闘の3年間でした・・・。ラブって、そういう犬です。

 3年目を節目にして、今までやってきた方向から大きく変更して、新たな
 しつけやつき合い方の挑戦を始めました。

 ZEUSはラブの中でもテンションが上がりやすいので、扱い方がとにかく
 難しいですが、その分、飲み込みも覚えることも早いようです。

 また新しい成長が見られる1年にしようと思っています。

 

2006.09.04

ジョイフル本田千葉ニュータウン店近くの小高い人工山がある公園に
行ってきました。

カートに乗せられ、ほぼ半日近く、店内を行ったり来たりとつき合わせた
ので、いつも以上の大喜びでした。

とても広い公園で多くの犬種が散歩に来ていて、安心して仲良く遊べる
子であれば、とても良いコミュニケーションが取れる場所だと思います。

小型犬が流行の中、大型犬も集まっていて、ZEUSもいっぱい挨拶して
みんなと遊んでいました。

こういう場所は貴重なのでウンチの始末などは最低限やりたいものです。

 

2006.09.10

 残暑が厳しい1日でした。ガレージ製作の方も落ち着いたこともあって
 久しぶりに江戸川に行ってきました。

 川を見たとたんに居ても立ってもいられないくらい興奮のZEUSでした。

 今まではそのまま即開放していたのですが、ここで待たせておく時間を
 持つことが、新しい挑戦としてやっています。

 何とか頑張って、あとは一気に川の中に消えて行きました・・・。

 足が届かなくなる深水までボールを取りに行き、1年ぶりに本気で泳ぎ
 1時間近く遊んで帰宅しました。  

 

2006.09.27

ホームセンターのユニディー松戸ときわ平店に行ってきました。

最近はペット専用カートに載せれば、入店OKのホームセンターが増えて
きました。

ジョイフル本田もそうですが、こういう場所にはわざとZEUSを連れて行く
ようにしています。

実際、ZEUSがいる方が手間は掛かるし、はるかに面倒なのですが・・・。

目移りするくらい食べたい物ばかり。犬のおやつコーナーでのZEUSの
1コマです。

 

2006.10.14

 赤○の中にいるのが、「待て」と合わせて、遠隔でのコマンドを練習
 している最中のZEUSです。

 少しずつ距離が取れるようになり、ようやく約20m弱ぐらいまでなった
 ところです。

 これがすごく難しく、ZEUSはもちろんですが、私も集中力と忍耐力が
 試されます。

 あともう少し頑張って欲しいと思うところで、集中力が切れてしまうこと
 多々あり。そのたびに天を仰いで無念を感じます・・・。

 私もZEUSもまだまだ未熟さがあり、信頼関係も少ないですね・・・。 

 

2006.10.17

今まで室内の仕事場に置かれていたSnap-onのトップツールチェストを
ガレージに移動することにしました。

このチェストはチェストも中身の工具もSnap-onなので、ここに置かれて
いたのですが、ZEUSが窓の外を見るときにも使用していました。

ここに座ると左側の窓からちょうどいい高さで外を見ることができました。

しかし、そのためだけにSnap-onを使いたいときに取りに戻るのも無駄
なので、チェストの代役を製作することにしました。

 

 

 全長のみZEUSに合わせて短くして、幅と高さはそのままで2X4材で
 製作しました。

 機能的には全く問題なく、ZEUSも今までのように窓の外を見ることが
 できます。

 しかし、この2枚の写真。機能は同じなのにすごい差に見えます。

 ご存じの方は、お値段の差も含めて、天と地ほどの大格下げぶりは
 おろかZEUSまでが貧祖な犬に見えて笑えるのではないでしょうか?

 完成時は気にならなかったのですが、こうしてみると製作者自らが
 吹き出しました。犬に価値はわかりませんから問題なしです。

 

2006.10.19

まだ3歳なのに、最近、口元に白髪が目立つようになってきました。

個体差があって、早めに白髪が出る黒ラブもいるし、白髪になったかと
思うと、また黒くなる黒ラブもいるそうです。

いろいろ苦労しているんだろうね・・・とからかわれたりしています。

ヨシのコマンドが出るのをジッと我慢しているZEUSです。

人間が同じことさせられたら辛いでしょうね・・・。

犬ならご褒美にありつけるまで、ちゃんと言うこと聞いて頑張りましょう。

 

2006.10.28

 仕事でまる1日出張になるので、家からほど近いドッグカフェに預けて
 行き、夜、引き取りに行った際に1日の様子を聞いてみると、甘泣きと
 吠えがひどかったそうです・・・。基本中の基本なのに情けない。

 今さら?と思うくらい家では問題ないのに、外ではそんな状態になって
 しまうみたいで、留守番に関しては、すっかり安心していただけに思わぬ
 弱点を発見しました。

 犬が一番嫌な条件で訓練を始めたZEUSです。私も驚きましたが、5分も
 しないうちにその現象が始まりました。 

 とにかく、克服するまで延々とやり続けるのみです。何日かかるかは
 私とZEUSの忍耐力次第です。

 

2006.10.31

いよいよ遠隔も50m付近まで到達しました。

もうこうなってしまうと、1:1での撮影では小さくて何をやっているのかすら
わかりません・・・。赤○の中にいるのですが、ただの黒粒です。

一応、伏せの状態で呼び戻しのコマンドを待っているZEUSです。

この後、呼び戻しのコマンドを出すとまるで黒い弾丸がこっちに向かって
走って来ます。

さて、何mまで遠隔ができるようになるでしょうか・・・。

その前にどんな場所でも甘泣きをさせない方を完治させるのが先です。

 

2006.11.12

 ZEUSの肖像画を描いて頂きました。

 原画は鉛筆描きで大変デリケートなので、すでに額に納まっています。

 こちらは原画を額に納める前にコピーしたものをさらにデジカメでの
 撮影なので、残念ながらかなり画質は落ちてしまっています。

 毛の流れや1本まで忠実に描かれていて、鉛筆でのタッチの温かみや
 柔らかさなど、すばらしい表現と命が吹き込まれています。

 まるで今にも目が瞬きしそうなくらいの世界でたった1枚の作品です。
 画像をクリックすると拡大して見ることができます。

 

このモデルになったZEUSの写真はこちら。

光の入り方や毛の流れの忠実さにばかり視線が行ってしまいがちですが
命になる目などにも作者さんの観察力や表現力の感性を感じます。

ご覧の通り、大変手間がかかる作業なので、お願いしてから完成までは
日数を要しますが、受け取ったときの感動はひとしおでした。

丹誠込めて描かれて、生命が宿っている作品を大切にさせて頂きます。

        Special thanks to M.K from ZEUS    

 

 

2〜3歳 2006年の記録 Topへ↑
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3〜4歳 2007年の記録

2007.01.23

 去年の今日は大雪の日でしたが、今年はそれらしい気配がまったくなく
 風は冷たくてもまさに暖冬です。

 やればやったぶんだけ遠隔を習得して急成長をしていたZEUSですが
 私の調子の乗りすぎと心のギクシャクを読まれてしまい、完全に崩して
 しまっていた1ヶ月でした。

 一度崩れてしまうと両者共に自信喪失で、何をやってもダメな方にしか
 行きません・・・。正直、コマンドを出す側も恐怖になり、ZEUSもそれを
 見抜いているので、どうしようもない状態になります。

 私もZEUSもリセットさせる意味で、ボール遊びなどのアジリティー系を
 楽しみながら、厳しいコマンドはまったく何もやらずに過ごしていました。

 

ここ数日、久しぶりに簡単なコマンドを出しながら様子を見ていますが
思った以上にお互い良いコンディションになっているようです。

そろそろ自信が持てている感じなので、またゼロからやり直しです。

散歩のときのカバン持ちは覚えて以来、放っておいてもやってくれるので
それだけはZEUSも気に入っているんでしょうね。

カバンを持ったら家に帰れる。→ご飯が食べられる。→嬉しい。

ラブラドールの頭の中は、こんな程度の方程式なんだと思いますけど・・・。

 

2007.02.06

 一度、築き上げた力は崩れてしまっても、まるっきりゼロから始める
 よりはスムーズに取り戻すことができました。

 前回までで何が原因で崩してしまったのかを自分なりに考えてみて
 答えを見つけて、それさえやらなければ大丈夫だと言うことがわかり
 また新しいことを始めてみました。

 散歩途中に近くの駅を追加して、改札口で遠隔で「待て」をさせたまま
 改札を出てくる人達を全員見送ることができれば合格です。

 帰宅ラッシュの時間帯。さまざまな人がZEUSの前を通り過ぎて行き
 可愛いと褒められたり、ちょっかいを出す人もいながらも、ジッと我慢で
 頑張るZEUSです。

2007.03.09

崩してしまったり、新しいことを始めてみたり、仕事も忙しかったりで
1月からドッグカフェなどにもご無沙汰しており、久しぶりに立ち寄って
みると、訓練所で預かっている訓練中の黒ラブ達がいました。

その中にZEUSも入れてもらい記念撮影をしてみました。(右から2番目が
ZEUSです。)

これだけ集まって、見事に横一列に並ぶと同じ黒ラブでもいろんな顔や
体型がいるもんですね。(黒ラブだらけなだけに異様な光景にも見える
のですが・・・。)

この集中力。2〜3歳程度の人間の子供でも難しいと思いますが、みんな
集中して、よく我慢しました・・・。

2007.03.26

 RVF400のナンバーの返納に陸事に行ってきました。

 年度末と言うこともあり、予想通りに陸事は大混雑でした・・・。
 それを期待して一緒に連れていったのですが・・・。 

 先月から始めた改札口での遠隔で「待て」が完璧にできるように
 なったので、陸事でもリードをフリーのまま手続きが終わるまでの間
 遠隔のまま「待て」していることができました。

 ZEUSにとっては、ラッシュ時間の改札口に比べれば、簡単だったの
 かもしれません。

 私よりも陸事に来ていた人達にたくさんほめられていました・・・。

 

春本番の暖かさの中、陸事から帰宅中の車内のZEUSです。

橋を渡っている途中。ZEUSの視線は青々と茂り始めている広々とした
土手に釘づけです。

今年は雪も積もらずに終わってしまい、ZEUSが雪の中を走り回る姿も
見ることができませんでした。

寒々としたあたり一面茶色の地面から生命力あふれる緑の絨毯までは
もう少しです。

 

2007.04.01

 ZEUS 3歳8ヶ月。桜の季節になりました。

 散歩途中にある川の土手脇の桜並木です。

 ここを流れる川は祖父や父の時代は泳げるほど綺麗だったそうで
 私の時代ではそんなことを微塵も感じないくらいの生活排水だけの
 まさにドブ川でしたが、近年の下水改修工事でずいぶん状態が
 良くなってきました。

 去年は魚や水草類も発見しましたが、今年は悪名名高い藻が
 付着して蔓延し始めているのが気になります・・・。

 気持ちよく泳ぐカルガモを見ながら桜並木を散歩しています。

 

地域で一番の高台に位置する神社の鳥居前にて。

ZEUSが座っている場所から富士山から都心の高層ビルまで一望する
ことできて気持ちがいいです。

初夏のような暑い一日で、昨日までつぼみだった桜も一気に満開に
なりました。

 

 

 

2007.04.12

 散歩途中の川土手で、私が憧れている大型犬の中でも超大型犬
 になるブリンドルのグレートデンと遊びました。

 その大きさたるや惚れぼれするくらいで、生後7ヶ月ですでに体重
 50kgを越えています。(ZEUSは24kg)

 大きさとは正反対に特にこの子の性格はとても温厚で、最初のうち
 ビビっていたZEUSもオモチャを取り合えるくらい鍛えてもらいました。

 聞くところによるとグレートデンの中でも名犬中の名犬「スライ」の
 血を継いでいる優秀な子だそうです。

 きっとすばらしいグレートデンに成長することでしょうね。

 

オモチャを奪って走るZEUSの後を超ロングストロークで土手を駆け
上がります。

こんなに大きくてもまだまだ子供ですから、しぐさややることは子供
そのものです。

必死にZEUSが走ってもストロークのあるデンにあっと言う間に横に
並ばれてしまい、動揺しているZEUSの顔がおもしろかったです。

短毛の大型犬が好みに加えて、小型犬全盛時代にこれだけ立派な
大型犬に出逢えることが本当に嬉しくてたまりません。

ZEUSはどう思っているかは?ですが・・・。習うより慣れろで経験です。

2007.04.20

 散歩には多少距離のある場所にオープンデッキ付きの珍しい
 コンビニがあり、老若男女の出入りも多いので、気持ちの良い
 朝や夕方はそこまで行き、休憩を兼ねながらZEUSの挙動や
 様子を見るには、ちょうどいい場所になってます。

 特に犬が嫌いがちな子供のトリッキーな動きなどはやって欲しく
 ても頼めることではないので、自然にやってもらえることが大変
 助かります。

 ZEUSの苦手は工事関係者風の人と中高生以上の男子あたりで
 良い経験をしなくてはいけない時期に、私の最大の失敗の一つが
 原因で完全にすり込まれてしまっているためか、なかなか抜けず
 これを克服することに未だに悩んだりしてます・・・。 

2007.04.26

グレートデンとZEUSの手がクロスしたままのスナップ。

何でもないように見えるスナップでも、以前までのZEUSがここまで
来るまでには、人間も犬も努力と時間と精神力も使いました・・・。

継続は力なり・・・ただそれだけをバカみたいに自分と犬に暗示を
かけながら、いつかはいつかは・・・と思いながらやっています。

ZEUSに吠えられたり、歯を剥き出し、顔にしわを寄せて嫌な顔も
されているのに、いつもありがとう。

大きくて心優しいグレートデンとの可愛い友情です。

 

2007.04.29

 

 朝、散歩から帰り、ご飯を食べさせてから親戚から機械の修理依頼があり
1時間弱、留守番をさせていました。

 家に戻ると、いつものように尻尾を振り、出迎えてくれたZEUSに異変がありました。

尻尾を振るのと同時に悲鳴に近い鳴き声をあげて
どこかを激しく痛がっていました。

 尻尾を振る際に足・腰も動くので、下半身のどこかなのですが
場所が特定できないながらも歩行は可能なので
足の骨折ではないようでした。

歩行とお座りは普通にできても、尻尾(腰)を振ったり、横になろうとしたり
起きあがろうとすると悲痛な声をあげます。

朝の散歩では、お気に入りの散歩コースで、とにかくご機嫌で元気でしたし
家に到着後も手足を洗い、体を拭いたときも異常らしきことはなかったので
唯一、考えられるのは留守番中に何かのきっかけでテンションが上がり
スリップしてひねったかどこかに強くぶつけたかぐらいです。

 不在中に何があったのか原因すらわからないので、救急で病院に持ち込んだものの
医師にも理由が伝えられず、骨折は考えられないとのことなので
レントゲン撮影はせず、とりあえず痛みの原因と考えられる中でも
あとで重くなってしまう可能性のある背骨と腰の治療と処置をして
2〜5日間の安静になってしまいました。

体に触られると痛いことが起こると言う過敏な反応になってしまっていて
余計なことをすると逆効果になりそうなので、そっとしておいてあげています。

やはり痛いためなのか、日頃は食後の睡眠をとれば、うろうろしているZEUSが
1階にある仕事場のバリケンの中で、ずっと寝ています・・・。

それでも夜になると習慣になってしまっていることもあって、居間のある2階に
行きたいらしく、悲痛な声を出してまでして階段を上ろうとするので
バリケンに入れて、2階まで運ぶことにしました。

朝晩の階段の上げ下ろしが、とにかく重いのですが、何かできることと言えば
これくらいしかないので、回復するまでお互いに辛抱です。

いつもはテンションの上がりやすいZEUSに疲れるときもありますが
元気であることがいかに楽なことか・・・と考えさせられます。

お互いが初めての経験のことばかりでなので、何かが起こるたびに
暗中模索状態でやっていますが、生きているからには
いろいろなことがあって、それが生きている証と経験です。

2007.05.05

 異常から2日間程は必要最低限の動きしかしなかったZEUSも
 3日目後半ぐらいから自分から進んで動くようになりました。

 下半身なだけに注意深く様子を見ながら徐々に負荷がかかる
 場所を選んで歩かせてみたところ、どうやら痛みは消えたよう
 でしたが、階段だけは躊躇していました。

 4日目からは完全に歩きのみで距離と時間を少しずつ延ばして
 慣れさせてみました。この辺までくるとホッとひと安心です。

 階段の上下も自信を持ってできるようになり、5日目の今日は
 早歩きも混ぜ、午後は軽く走らせてみたところ、しっかりとした
 蹴り出しをしていたので、無事に治ったようです。 

 

2007.05.16

目の前に水があるからには絶対にいつかやると思っていましたが
体温上昇もあって、静止の声も虚しく、ついに川に飛び込みました。

寄りによって川の中でも一番澱んだところに飛び込み、泥が浮いて
くるほどの場所でした・・・。

こうなってしまってはラブラドールの天下です。テンション急上昇で
呼び戻しの声だけが響いてるだけで、ZEUSは逆にそれが楽しくて
仕方ない状態になっているだけです。

それがわかっていても、それ以上はやらせまいとすればするほど
こっちが踊らされている虚しさは味わった人じゃないとわからない
かもしれません・・・。

 

 何を騒いだところで結果的にはZEUSを洗うことになるわけで
 一層のこと遊んでしまった方が笑ってしまえるので、ボールを
 投げて、今年の初泳ぎです・・・。

 完全にテンションが上がりっぱなしで、一度は引きずり上げた
 もののその後もまた飛び込み、救助に行けばこちらが転がり
 それを見ていたギャラリーは楽しめたでしょうね・・・。

 決して綺麗な水質ではないので、嬉しくてたまらないZEUSとは
 裏腹にその匂いにはさすがにまいりました・・・。

 家に着いてから、当然、シャンプーに直行しました。元気である
 ことがいかに楽なことか・・・なんですけどね。

 

2007.05.18

私の我がままでグレートデンの子に立ち寄って頂きました。

日々、体高と筋量がアップしていき、素人の私が見てもその成長
ぶりには感心します。

ZEUSも名ばかりながら一応は大型犬ですが、やはり超大型犬の
存在感たるや圧巻で8ヶ月で60kgを越え始めているそうです。

滅多に見かける犬種ではなし、その風貌と大きさだけで勝手に
怖がられたりしますが、この子の元々の性格とトレーナーさんの
コントロールやこの子への愛情と思いが相まって、気は優しくて
力持ちと言う言葉がピッタリの憧れてしまう素晴らしいデンです。

 

 即興でスタック(セットアップ)をして頂きました。
 (クリックすると拡大して見ることができます。)

 グレードデンらしい大きさになった頃に見たときには、体高と
 体長のわりには華奢な胸と手足。そして顔もほっそりとして
 いましたが、トレーナーさんの毎日の努力で見違えるほど
 成長してきました。

 デンはゆっくりと仕上がって行くそうなので、今は成長過程で
 腕の長さや首の筋量も含めて、まだまだ緩いそうです。

 これからさらに体高や全身の筋量も上がり、しっかりとした
 スタックができるようになるんでしょうね。頑張って!

 

私の最後の我がままでお願いしました。

身長180cmの私との比較です。同じポーズをとったときにZEUSでは
頭が私の腰まで届かないくらいのオモチャです。

この重量感と存在感が体に染みついて、忘れられないくらい幸せな
時間をプレゼントしてもらいました。

人生の間に出逢えるかわからないような貴重な時間と経験を作って
頂けたトレーナーさんとグレートデンに感謝致します。

     Special thanks to gentle and hearty dog J with
      respect and splendid trainer M.S from ZEUS

 

 

 

2007.05.20

少々、長くなりますが、とにかく何でも口にしがちな性格のラブラドールで
もしや?と思われる方のご参考にもなればと思います。

早朝6時頃、急に嘔吐を始めました。

 ここまでなら草の食べ過ぎや消化できなかったものを吐き出すだけの
よくあることなので、大したこととは思っていませんでした。

 ところが最初は草混じりだったものの30分毎に繰り返して行くうちに
最後は胃液だけになってもまだ嘔吐を繰り返しました。

そのままゆっくりめに歩きながら散歩に出ても、いつもはやらない
リードを引っ張ってでも草を食べる行動をしていました。

ドッグカフェで休憩して様子を見ていると、伏せのまま
落ち着かずに頻繁に動き、いつもおやつをくれるスタッフの方に
目の色を変えて喜ぶZEUSがあまり興味を示さず、水ばかりを
飲んでいました。

この時点で多少の異変を感じて家に戻りますが、その帰路は
ZEUSが立ち止まると言う初めて見る信じられない現象が起こりました。

フードの量を少なめに与えてみると、いつものZEUSらしいガツガツ感は
ないながらも食べきりましたが、水ばかりを大量に飲みました。

その数分後、一気に食べた物を嘔吐し、以後、10分おきに
食べた物を全部吐ききるまで繰り返しました。

急遽、救急扱いで病院に連れて行き、レントゲン撮影することになり
撮影された結果がこちらです。

 

 赤○部分は小腸が始まってわずかに進んだところです。

胃と十二指腸を抜けて、小腸に入ったところのこの部分に明らかに
何かがあり、これが腸閉塞の原因になるきっかけを作っていると言う
診断結果が出ました。

この手前まではすでにわずかにガスが映っているので
どういう処置をするかの判断が迫られました。

幸いだったのは、異物がX線を吸収せずに撮影できたことで
これが吸収してしまうような物の場合、バリウムを飲まないとどこで
閉塞しているのか判断がつかないそうです。

とりあえず、胃液の過剰分泌による胃壁保護のための薬と
腸を活発にさせる薬を投与して、物体が見えているだけに必要以上の
体力は使わせずに、完全絶食のまま、3時間後に再度レントゲン撮影をし
この異物が移動するのかを確認することにしました。

もちろん、その間もガスによる捻転に発展しそうであれば
即座に対応できるようにも準備して頂いていました。

その間、ZEUSは寝ても覚めても落ち着かずにウロウロして
仰向けになっては、寝返りばかりしていました。

3時間毎に合計3回撮影したところ、移動していることが確認できて
レントゲン撮影なだけに絶対の確信はないものの最後の難所である
小腸から大腸への切り替わりも通過し、大腸に入ったような様子が見えました。

大腸まで入れば、危険性も半分以下とのことで、翌朝一番のレントゲン撮影を
予約して帰宅後にオシッコをさせるために家の近くを歩くと
ウンチの姿勢に入りました。

大量に食べた草が長く続き、どうしても切れないようなので無理矢理
引っ張って補助してあげたところ、最後に飛び出したのがこちらです。
(病院に持ち込むために軽く洗浄はしてありますが、不快になる
可能性もあるので、ご了承の上、ご覧下さい。)

なんと10日くらい前に遊んでいた庭球のボール2個分程の大きさの
潰すと音が出るゴム製のオモチャで、これが肛門から出ることすら
私には驚きでした・・・。

飲み込んだのは知っているのですが、確認しなかったことと今までも
大抵は翌日にはウンチと一緒に出ていましたし、実際に今回も翌日に
数個の破片が出ていたので、それで全部と思い込んでいました。

唯一、今までと違ったのが噛みちぎりながらではなく、これほど大きいまま
飲みこんだことはなかったと言うことです。

よく「誤飲」と言う言葉を耳にしますが、ZEUSの場合はそんな体裁の良い
言葉ではなく、興奮すると「確信」でやることとそれを未だに止めることができない
私が原因でこの結果を生み出しました。

約10日ぐらい吐き出せないまま胃の中であって、何かのはずみで小腸に
移動したようで、ZEUSに限らず、長いものでは数週間や数ヶ月も
経ってから腸閉塞を起こす犬もいるそうです。

その頃には飼い主も忘れていることの方が多いので、最悪の場合
理由がわからないまま致命的なことになるそうです。

排泄後はZEUSも落ち着きが出て、絶食しているのと嘔吐による
体力消耗もあり、夜はグッタリと眠っていました。

大事をとって翌朝まで絶食を続け、念のため、予定通りに
レントゲン撮影をしたところ異物の影も消え、持ち込んだ物も
昨日まで映っていた影と大きさも見事に一致しました。

その後は絶食も解除になり、食欲も元気も元通りで、その日の
午後には血便混じりの下痢以外、いつものようなZEUSに戻りました。

一度は開腹手術をして取り出すことも覚悟していたので、七転八倒の
翻弄させられた1日にはなりましたが、この程度で済んで良かったと
思います。

日頃から自分の病気や痛みは耐えられても、それを見ている立場に
なったときは、耐えられない性格もあり、こういったトラブルが
すべてが初体験に加えて、何の知識もないだけに、完全にまいっていましたが
休診日返上で1日中対応して頂き、いざとなれば夜中でも遠慮なく
呼び出して下さいとの心強い言葉やご親身なお電話とさまざまな手配をして
頂いていたアギー動物病院の先生には脱帽と感謝の気持ちでいっぱいです。

的確な判断と素人にもわかりやすい詳しい説明にも感心しました。
本当にありがとうございました。

こうしてまた一つの失敗を経験と知識にしようと思います。

気候が暖かくなれば活動量も自然に増えてきますから、自ずと
さまざまなトラブルが増える確率もあがります。

それにしてもいろんなことが起こった5月のZEUSでした。
これに懲りずにまた精一杯やって行こうと思います。

 

2007.05.23

 初夏のような陽射しの暑い1日でした。

 仕事上の書類手続きや備品を調達しなければならない日々が
 続いており、江戸川方面に向かう予定もあったので、一緒に
 連れて行き、今年初めての江戸川での川遊びです。

 調達時にずいぶん待たせていたことと暑さも手伝って、それは
 大喜びでした。

 ここは少年時代のように大声で叫び、子供心を取り戻せるような
 場所で、私自身も気持ちが洗われてリセットできます。

 20日にあったことがウソみたいに完全に元気になったZEUSです。

 

川の中州の向こうで川の中にウンチをしているZEUS。

川の中程まで行ってしまったので、こちらに戻って来るまで我慢が
できなかったのか、さすがにこれは私も初めて見たシーンです・・・。

困った姿も含めて、これにはかなり笑いました。

 

 

 

 

 夕方の散歩の時間も遅くなってしまい、近くの駅で帰宅時間と
 重なったこともあり、以前からトライしていた人混みでの遠隔を
 やってみました。

 やり始めてから数ヶ月になりますが、誰がどんな動きをしても
 今では当たり前に目の前を通り過ぎて行く人達を見ている
 ZEUSになりました。

 これで私が目の前から消えるとどうなるかですが、きっと無理
 でしょうね。

 為せば成るで、次の課題にしてみたいと思います。

 

2007.05.31

ZEUSと私にとって初めての経験ばかりさせてくれたグレート
デンの訓練卒業日。

入所時に初めて見た頃、ZEUSとさほど大きさも変わらずに
歩き方も座り方もヨレヨレだったのに、今では何倍も大きくなり
しっかりとしてきました。

これからオーナーさんのところで新しい生活の始まりです。

ちょうど入れ違いの形で、5ヶ月のブラックのデンの子が入所
してきたので、みんなで記念撮影です。

 

2007.06.02

 ユニディー常磐平店に買い物にでかけました。

 今までもペット専用カートがありましたが、新しく「大型犬専用
 カート」が加わっていました。(1台のみ)

 見たところ、SPF材で作られた店員さんの手作り品のようで
 出入りは犬を抱き上げなくてもいいように正面に扉があり
 買い物かごは手前の台の上に置けるように作ってありました。

 よく行くお店なので、親身な対応に好感が持てます。

 これを押して歩く姿は・・・「子連れ狼」風なZEUSになりそうな
 気がしました・・・。

 

2007.06.30

卒業後、半月ぐらいの頃に一度だけわずかな時間だけ会った
以来のグレートデンとの再会になりました。

腰回りから後脚の筋量が少なめになっていましたが、体高85cm
までになったそうです。とても大型犬には見えないZEUSです・・・。

現在、10ヶ月。相変わらずの甘えん坊で、デレデレ加減も健在
でした。

ZEUSにちょっかいを出しては、時折見せる子供らしいしぐさが
おかしくて、最初はうっとうしがるZEUSも最後は一緒になって
取っ組み合いになるまで強くしてもらいました。

 

 ボールの奪い合いの一戦を交えてから両者休憩中。

 スペース的に身動きも小回りも利くZEUS優勢でフセしたまま
 ボールをくわえて遊んでいると、それをずっと我慢して見ていた
 デンがZEUSの後頭部にドカンッ!と大きな鉄拳一発。

 ZEUSがたまらずボールを吐き出した瞬間に、あっさりと奪われ
 大きな口の中にまるまる隠されてしまいました。

 それが取り返せずに地団駄を踏んでヤケになっていた光景に
 大笑いしました。 

 仲が良いのやら、悪いのやら・・・いつまで見ていても飽きません。

 

2007.07.04

ワイマラナーのナナちゃんと一緒に。

未だに犬種に無知な私はこのナナちゃんを初めて見たときに
ラブラドールのアルビノなんだろうと真剣に思っていました・・・。

訓練士さんに教えて頂いてからよく見てみれば、同じところを
探すのが大変なくらい違うところだらけでした・・・。

この骨格と色具合、ダークな空間で間接照明を当ててあげると
まるで違ったイメージのすばらしい雰囲気が浮かび上がります。

聞いているのかいないのか、わかっているのかいないのか
私には全くわからない独特の空気感を持った優しい子です。

・・・To be continued!

 

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